2011年12月1日木曜日
1,300万円の貸しができたぞ~!(^^)!・・・死神のおねいさんが泣き言を・・・
昨日から本日にかけて大騒ぎをして、調査のあと始末を片づけた・・・
W社であるが、10月中旬、当事務所で調査を行った・・・
「濃い内容」が予想されたので、担当の総務課長を呼んでおいた・・・
W社は製造業で100名近いパートがいる・・・
で、30名程度の「加入すべきパートさん」があぶりだされた・・・
更に、過去1年間で1回でも出勤日数の少ない人を省いていった・・・
それで、真っ黒けな対象者が13名出てきたのである・・・
担当の総務課長は、その後社内で協議をしたのであろうが、その総務課長が11月末付けで退職した・・・社長の命令で行ったFXの取引で1億円ほどの穴を空けたのだそうだ・・・
当然、当然やる気が失せており、全然話が進まない・・・
粘菌事務所の担当者からも電話が何度かかかってきて、とうとう「職権で2年間の遡及を行う」と言いだす・・・
まあ、そもそも氏名生年月日が分からなければ遡及のしようが無いのであるが、なんとかしろ、ということである・・・
この辺の担当者と上司との関係性も面白いが、まあ普通の会社の課長と部下と同じようなモノか・・・
埒が明かないので、総務課長の上司である専務に直談判のメールを出す・・・
「え~と、13名の遡及加入を求められていますので、え~と1300万円ほどの保険料となりま~す。」
実際は、詳しい計算書を添付したのであるが・・・
すると直ぐにケイタイに電話がかかってきて、
「私は行けないが、明日副工場長と一緒に粘菌事務所に行って、なんとかして欲しい。」と・・・
は~い、それではなんとかしましょう~、ということで副工場長を待ち合わせをして談判・・・
結局、「自主的に取得届を提出した」ということで、12月1日の取得となった・・・
その辺は、調査の時から担当者にも顔が立つように「協力的」な工作をしたのであるが・・・
まあ、予定通りとなったのであるが、その結果、W社に1300万円の貸しができたのである・・・
ミ~さん「それなら顧問料上げてもらいましょうよ§^。^§」
モッちゃん「得喪をスポットにして、出来高制がよいかも)^o^(」
Nyaoちゃん「忘年会は豪華にしたいな(#^.^#)」
かおりんママ「しっかりと稼がないと( ^^) _旦~~」
それで、まあいわば、ことしの調査の総括というか・・・そんなことを考えた・・・
社保関係での調査は、会検を含めて30社・・・
改めて、「業務処理マニュアルの読み方」を考える・・・
業務処理マニュアルの中にある「適用事業所調査要領」には
第5 調査方法
<略>
2 被保険者資格や報酬等の届出もれ、資格取得年月日、資格喪失年月日または標準報酬月額の訂正を行う必要が認められるものについては、被保険者資格取得届、被保険者喪失届、賞与支払届若しくは各種訂正・変更届等を徴するものとする。
この「徴するものとする」という意味が分からなかったのであるが、徴することが出来なくても「違法状態」が確認できておれば良いのである・・・そのように「報告」出来ればよいのである・・・
最初、どこにそんな権限があるのか、と考えたが、権限というより調査だけをして指摘をして「復命書」を作成して、厚生局に納品すれば良いのであろう・・・
つまり、彼らは要するに「駐車監視員」なんだなあ・・・
駐車監視員(ちゅうしゃかんしいん)とは、放置車両確認事務の業務を委託された、民間法人の従業員を言う。警察署長から放置車両確認事務を受託した法人を「放置車両確認機関」と言い、放置車両確認機関に従事する役員・駐車監視員は「みなし公務員」(公務員ではないが、業務を行っている最中は公務員とみなす)として扱われ守秘義務が課され、また車両所有者・運転者の反抗から保護される権利を持つ。具体的には、駐車監視員へ暴行や脅迫をはかった場合、公務執行妨害罪が成立し、金品の授受により贈収賄罪が成立する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%90%E8%BB%8A%E7%9B%A3%E8%A6%96%E5%93%A1
公務員から民間人になったからと言って大人しくなったのではなく、むしろ淡々と「駐車違反の監視活動」を行うのである・・・
だから、逃げられても一向に構わないのである・・・・もっともノルマはあるであろうから、そんな場合は社労士に的を絞って数を稼ぐのだろう・・・<(`^´)>
つまり、昔よく聞いた「厚生行政」とか「年金行政」ということなんか、なあ~んにも考えなくてよくなったのである・・・
大昔、彼らと会議をするとふんぞり返って、「厚生行政にご協力いただき・・・」なんて言っていたが、なあ~んにも関係なくなったのである・・・
そう考えるとむしろ、すっきりする・・・・
我々の方が「古き良き時代に」に引っ張られていたのかも・・・しれない・・・・
これに関しては、興味深い幾つかの報告もできるであろうから、また今度の機会にしたい・・・
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・・・で、本日、W社の件を片づけるべく早めに現場に到着し玄関を入ると、顔見知りの「死神のおねいさん」が話しかけてくる・・・
・・・ちょっとぉ聞いてくださいよぉ・・・
・・・わたしゃ、日雇いのような者なのに、上司と社労士さんとの間にはさまれて大変なメにあっているのよ・・・
その間も受け付けには人が来るが、てきと~にあしらってまた話しかけてくる・・・
まあ、色んなことがあるのだろう、また公務員時代とは違って融通が利かないのだろうけれど、無理難題を押し付けられた社労士から怒られるのであろう・・・
まあ、なだめすかして話を聞いているうちに落ち着いてきたようだ・・・やがて待っていたW社の副工場長がやってきた・・・
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