2009年11月6日金曜日
本日、セミナーに出席・・・うう、いかん熟睡してしまった・・・やっぱ、無呼吸症候群なのかなあ・・・
・・・というわけで、前半部分は夢うつつだったが、終りの方で、
「社会保険労務の役割(期待)」という部分を拝聴するが、むむむの感想・・・
「制度」側にいた人から見ると社会保険労務士はそのように見え、期待しているのであろうかと・・・
社会保険労務士が発生して来た歴史というか過程を思うと「たまたま社会保険労務士になっただけ」のような気がするのであります・・・
社会保障制度が変わると、社会保険労務士のうち「社会保険」は無くなる、としても別な領域での「需要」は増えるような気がするのであります・・・
うまく説明できませんが、事業所がありモノを生産したり人を雇用したりする現場では、一定量の間接業務があり、そのような機能を要求される限り、誰かが担うのだと思います・・・
まあ、確かに、人口が減ると絶対的な仕事量は減る、ということではあろうけれど・・・
それで、講師先生である大阪大学大学院教授の堤修三さんによると・・・
(以下、メモ的に掲載)
わが国の社会保険制度では、この数年、年金・介護・医療と大きな改革が相次いで行われた。
それらの改革は、公費や保険料といった財源の制約を主因とするものであったが、その結果、本当に持続可能な制度となったのであろうか。負担の問題に目を向けるあまり、給付やサービスにしわ寄せがいっているのではないか。また、これからの制度の在り方として「一元化」という方向が打ち出されている。それは、真に目指すべき方向なのだろうか。事業所の現場を知っている社会保険労務士は、制度の在り方についてもっと積極的に発言すべきではないか。
ということだそうな・・・
そして、
3.社会保険労務士の役割(期待)
(1)労働市場の中で弱い立場にある被用者の利益を守ること。
事業主の立場に立つだけでよいか。労働法規の遵守・社会保険法令の適切な適用という社労士本来の任務を果たすことによって雇用労働者の利益を守る。
(2)事望所現振の問題を制度に反映させること。
年金保険事務の反省二医療保険の場合は、多数の保険者や医療担当者が存在し、実務的に無理のある制度改正には一定の歯止めがかかるが、年金保険の場合は1制度1保険者であることから、実務的に無理のある制度改正が現場に押し付けられる傾向。
事業所の現場における事務の実態についての社労士の知識・経験。年金相談業務などへの協力以前に、社労士会として政策当局に対し、事業所における事務の実態を伝え、改善意見を述べる役割を果たすべき。税制改正に関する税理士会が果たしている役割を社労士会も果たすべきではないか。
(3)被用者保険・被用者年金制度を守ること。
被用者保険・年金制度は労働法制と表裏をなして、雇用労働者の利益を守る役割を果たしている。制度の一元化によって、被用者保険・年金制度が地域保険・地域年金に解消されることになれば、雇用労働者の保護が後退するおそれ。被用者保険・年金制度がしっかりと存続することによって、皆保険皆年金の安定的維持も可能になる。
一元化された制度は、地域をベースとし、保険料の賦課標準も税ベースとなることから、社会保険 労務士→事実上単なる“労務士”に。
*戦前から一元化というスローガンに弱かった日本人。“今朝の新聞は「防衛行政の一元化急速要望さる」「交易指導一元化」「宣伝機関の一元化の必要性」「発注の徹底的一元化」といった具合に一元化を説いている。「一元化一元化で、戦争終りけり」”(清沢冽『暗黒日記』昭和18年10月5日)。
さあ、帰ろう・・・・
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2 件のコメント:
本日は、お世話になりました。<(_ _)>
本日は、ありがとうございました。
お会いできてとても嬉しかったです。
写真楽しみにしてます。↑(^^_)るん♪
できれば机がほしかったです。(^^ゞ
私も前半は・・・
(_ _)(-.-)(~O~)ふぁ...(~O~)(-.-)
社会保障のあり方は本当に難しいです・・・
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