2012年3月26日月曜日
社労士の職責は「紛争を未然に防ぐこと」ではなく「常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正な立場で、誠実にその業務を行う」というのが模範解答・・・かも・・・
涼子さん、コメントありがとうございます・・・
>社会保険労務士は、紛争を未然に防ぐことが労務管理の専門家としての職責ではないでしょうか。
むむむ、なかなか難しい問題です・・・が、すでに「紛争解決型思考」にハマっているのかもしれません・・・
・
なぜなら、
「事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資する」
の過程では「紛争もやむを得ない事態が起こるかもしれない」からです・・・
例えば、退職金の支払いに関して、今から退職する人と残った若い従業員との利害が衝突することがありました・・・
今から退職する人は「退職金規程」の通りの金額を支払うことを希望するが、支払うと資金繰りが悪くなり倒産するかもしれない・・・
結局、この過程で紛争が生じることはやむを得ない、と予想するわけですが、何かいい知恵はないのか・・・というのが、社労士に与えられた職責である・・・
つまり、「紛争を未然に防ぐ」ためには、「奇跡的に業績が劇的に改善する」しかないわけでありますが、そんなことは起こらない・・・
・・・そうです、今から紛争が予想されるであろう年金基金騒動⇒AIJ投資顧問の年金資産消失問題・・・なんてのも、社労士が「紛争を未然に防ぐ」なんてことは恐らくできないでありましょう・・・
それでは、紛争が予想されたらDOするか・・・
それに備えて「紛争解決型思考」が必要だ、ということなのでしょうが、そんなことは弁護士さんに任せておいて、我々は「紛争『前』解決型思考」のセンスを磨こう・・・というわけであります・・・
まあ、業界でもボチボチ動いているセンターのことについても言及したかったのだけれど・・・時間もなく・・・
さあ、帰って焼酎のお湯割りが待っている( ^^) _旦~~
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