債務者、債権者の両方が顧問先であることもめづらしくはなく・・・
過去、この債務者は、本来別法人の子会社であったが、この法人が破たんし、何もしないまま経営者一族はこの子会社をダミーに延命をはかった・・・
許可申請が必要な業種なのだが、知恵を出して許可を受ける・・・当職の弟の行政書士事務所で画策・・・
その後、労働保険社、会保険の設立・・・親会社はそーとーな保険料の未納があったはず・・・
債権者であるこの業界の同業者の中には、当事務所に来ては、愚痴をこぼす人もいたのでありますた・・・
当職は、そんな場合「はひふへ応対」をするのであります・・・
同業者「センセ、○○という会社を知っとるか。」
当職 「はぁ~・・・?」
同業者「なんと、○○億円も踏み倒して倒産したんだとよ!」
当職 「ひぇ~・・・」
同業者「それで、そのあおりを喰らってA社、B社、C社も危ないんだとよ!」
当職 「ふ~ん・・・」
同業者「しかし、この会社の番頭が独立して別会社を設立したんだとよ。よくもまあ、往生際の悪い奴らだ、こんなやつらの延命に手を貸す奴がいるなんて・・・しかし、うまいことやっておる、こんな手があったなんて・・・」
当職 「へぇ~・・・」
同業者「元の経営者一族は、この会社の従業員となって雇われている格好にしているんだとよ。実際は、番頭はダミーで一族の資産隠しに利用されているだけだという噂でもちきりだ・・・」
当職 「ほぉ~・・・」
・・・・以下、「はひふへほ」を適宜繰り返す・・・・
その、番頭の会社が破産した、というのであったがすでにもぬけの殻・・・
何にも中身のない会社なので、裁判所も、
「破産者の財産で破産手続きの費用を支弁するのに不足が生じるおそれがあると考え、破産債権の届出期間と破産債権の調査をするための期間を当面定めないこととしました・・・」
という決定をしたようだ・・・
要するに、金が無ければ破産すらできない・・・
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しかし、我が事務所のミ~さんは、手続きの請求については、破産の申し立ての前に、きっちりと取り立てたようである・・・まあ、任継や離職票の交付の手続きをしていたような・・・事務員さんも自分のことがあるのでその分残しておいたのかも・・・
あな、恐ろし(-_-;)
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